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この前も、「道路交通法と応急救護は学校でしっかりと教えた方がいい」と書いたが、これは今必要に迫られている必要最低限の事だ。

しかしそれ以前に、「本来人間がどう生きるか?」、「道徳とは?」という根本的な考え方が無く、心が荒んで病んでいる。
「一生懸命に生きる」というのは生き物の基本でもあるわけだが、その生き方を真剣に考える事よりも他の事で病んでいる事が多いだろう。


一生懸命に料理しても、調味料の量を間違えれば美味しい料理にはならない。
どんなに一生懸命に料理をしたとしても、使う食材がもともと腐っていたのではこれも美味しい料理にはならない。
つまり食材も調理方法も最低レベルに達していなければ、美味しくはならないのである。
美味しい、不味いは個人差があるが、もともと腐っていては誰もが不味いと感じるはずだ。
ここで俺が言う“美味しい料理”とは“幸せな人生”の事だ。


では、どう食材を育て手に入れ、どう調理すれば良いのだろうか?
幸せな人生とは、「考え方」にある。
という所に行き着いた。
不満・不安・後悔よりも、希望・やる気・幸せと感じていた方が良いに決まってる。


どうしても・・・
「○○が○○したらどうしよう?」
「○○は大丈夫かな?」
「来週の会議はうまく行くだろうか?」
「来年の仕事は順調かな」
「もう少し良いやりかたがあったな?」
「あの時○○すれば事がうまくいったかも」
「なんでこんな風になってしまったんだろう」
「こんな事言われたらどうしよう」
「あんなことされたらどうしよう」
「○○になったら最悪の状況になるな」
「最悪の状況になったらどう立て直すべきか」


起こってしまった事と、まだ起きてない事にほとんど悩まされる。
これは良くない事だと感じている。
なぜならば、心配した所で絶対に解決しない悩みだからだ。
だったら、目の前にある大切な事をやるほうが遥かにいい。


今日は素晴らしい満月だ。
ご飯も美味しい。
仕事も全力でやる。
ゴルフも一生懸命やる。
ゲームも、作曲も、映画を観るのも、カラオケも、リハも、本番も、この日記も・・・
すべて本気だ。

常に本気だけど、常に楽しんでやってるという事だ。
そうすれば人生が楽しく豊になる。

人間にとって一番難しい事は精神的な事だ。
切り傷などは数日で治るが、心の切り傷は治りにくい。
でも考え方次第で、良くも悪くもなる。


悩みが酷くなると

「自分はダメだ」
「才能がない」
「ダメ人間だ」
「自分なんか居ない方がいい」

などと、「自分が悪いのだ」と自分を責める。

エスカレートすれば、

「元はと言えばアイツが悪い」
「コイツが悪い」
「道具が悪い」
「環境が悪い」
「会社が悪い」
「社会が悪い」
「親が悪い」

と、その気持ちが外部に他人に向っていく。


こうなると、自分が暴飲暴食してお腹を壊したのに、それを食品会社の責任だと文句を言ってるのと同じだ。
包丁を使って犯罪を起こし、包丁メーカーに責任を押し付けるくらい滅茶苦茶な事だ。


先日、「なぜ異常犯罪が生まれるのか」という内容で素晴らしい話を聞いた。
あまりにも良い話なので、書かせて頂く。

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犯罪を起こす理由は全て「怒り」が原因である。
「怒り」以外に他ならない。
怒りには以下の4種類ある。

① 怒り
② 嫉妬
③ 物惜しみ
④ 後悔


①は、実際に怒りをあらわにする怒り
②嫉妬も怒りである。
③「人にあげたくない、教えたくない」などの物惜しみも怒りである。
④後悔する事も怒りである。



そして「怒り」には以下の段階がある。

「仏教経典にある6段階の怒り」

1. 軽いいらだち
2. 強いいらだち
3. 険悪の情
4. 憎悪・恨み
5. 敵意・強烈な憎悪・恨み
6. 怒りの爆発

怒りほどの犯罪は無い。
そしてこの怒りとは、基本的に自らの考え方によるものである。

社会が悪いのではなく、犯罪を犯せば犯罪者が悪いわけであるが
未然に防ぐ為には、「教育」を変えるしかない。
教育する。
教育方針を変える。
教育に取り込む。



また、日本の「犯罪」や「罪」に対しての考え方と教育は、世界各国と比べて以下のよう違いがある。


●日本 の考え方
「人間の“心”は本来清いもの」
 犯罪のない社会が基本


●三大神教(ユダヤ教・キリスト教・イスラム教)や仏教 の考え方
 罪のある人間が
 どう正しくいきるかが社会の基本


日本の、「人間は本来清いものだから罪のない社会が基本」という考え方に対し、仏教も含めて世界中の宗教の教えでは、「人間は絶対に罪を犯すわけだから、それをどう改め生きるか」となっている。


また、日本は「謙遜」(けんそん)する事がマナー的に必要だと考えられ、美的とされているが、この日本特有の謙遜がすでに良くない。
「いいえ、自分は最低です」
「そんな、たいした事ありません」
「自分なんか、何をやってもダメですよ」

と言った謙遜が自己険悪にし、自らを悲観する始まりでもある。
日本は自らを否定する謙遜が美的とされ、武士の切腹なども美的とされているが、一番大切な事は日本人の仏教でも教えてる通り、まず「自分を尊重する」事だ。
そして自分を好きになり、「自分は出来る」「幸せだ」などと思う事だ。

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といった内容だった。
素晴らしい話で、考えさせられる。

 

以前に本でも読んだ事があるのだが、日本人のほとんどは「無宗教だ」と言いつつも、日本人のほとんどが「宗教心は大切だ」という矛盾した人種だ。
無宗教だと言いながら、都合の良い所だけは宗教を信じる。
彼岸にお墓参り。
お盆にはご先祖様が帰ってくるからと、休暇を取って田舎に帰省する。
一周忌。
三回忌。
仏滅での祝い事を嫌う。
普段、神社なんか行かない人も初詣に出かける。

まあ、キリストのクリスマスと神社の初詣をやるあたりは、無宗教の極みと言えるか。



今日も真剣な話になったな~。

全てに感謝致します!

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プロフィール
HN:
御木裕樹
性別:
男性
職業:
和太鼓奏者・音楽家
趣味:
マジック・ゴルフ・テレビゲーム・麻雀・ものまね・釣り・映画やビデオを見る事・強く握手して泣く事
自己紹介:
1973年9月22日、東海道 品川宿 南品川宿出身
丑年、乙女座、A型
視力:左・右1.0
足のサイズ:25cm

好きな言葉:努力、根性、信は力なり。
特技:人間を見極める事、嘘を見抜く事、先を読む事。
短所:心配性、後悔する事。
譲れない事:礼儀、挨拶、義理、筋、人情、基本の大切さ、このブログ。

よく言われる事:昭和の漢、明治の漢、熱血、繊細、完璧主義、鋭い、神経質、面白い、変わらず信念を貫いてほしい。

嬉しい経験:ゴルフでエースを達成した事。シュノーケリング中に目の前にマンタが現れて一緒に泳いだ事。

苦い経験:過密な公演ツアー中にホテルで起きたら、次の公演場所に行く為に乗るはずだった飛行機の離陸時間を過ぎてた事(笑)
ちなみに次の便でリハーサルにはちゃんと間に合ったが、かなり反省した苦い経験。

痛い経験:ナムコの『太鼓の達人』が出た頃ゲーセンでやったら、後ろに並んでた女子高生2人組に「チョ~マジで上手くな~い!」と、語尾上げで誉められた事(笑)

面白い経験:仕事の打ち上げでみんなで高級クラブに飲みに行った時に、マジックはやらされるわ、モノマネはやらされるわで大汗かいて、全然打ち上がれなくて(笑)、挙句の果てに帰り際にホステスに「ありがとう!本当に楽しかったです!」って言われて、どっちが客だか分からなかった事(爆笑)

好きな生き物:ホホジロザメ
好きな色:紫、黒、金
好きな人:軽くてノリが良くて冗談ばかり言うが実は“本物”の人。飾らない人。
嫌いな人:挨拶ができない人、またはしない人、礼儀・作法が無い人、気が利かない人、マイペースな人、自己中心的な人、初対面でタメ口の人、売れたいと思ってる人、金・地位・名誉の為に人を裏切る人、ネバネバしてる人。

好きなテレビ:スクール★ウォーズ、西部警察(シリーズ)、ドリフ大爆笑、遠山の金さん(杉良太郎バージョン)
好きな映画:ターミネーター(1~2作)、ジョーズ(1作目)、猿の惑星(1~3作)、バタリアン(1作目)

好きな食べ物:納豆、梅干、白米、味噌汁、ハンバーグ、たこ焼き、すもも。
嫌いな食べ物:セロリ、蟹、甘いもの。
好きな飲み物:ポカリスエット、生ビール、水、コーヒー。
タバコ:MILD SEVEN
好きな音楽:HIPHOP、ラップ
好きな国:フランス領・ポリネシア(タヒチ)
好きな場所:静岡県・伊豆半島(特に伊東)、沖縄
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