心が痛い。胸が苦しい。
ゴルフのスーパースター、レジェンド・タイガー・ウッズ氏の回復を願う！

このブログのゴルフのページにも過去に詳しく書いたが、1997年マスターズで優勝したタイガーのプレーを見て自分は即ゴルフを始めた。
2019年春、マスターズ5勝目・メジャー通算15勝目（歴代2位）の「TIGER IS BACK」は、超興奮した！
そして同年秋には、PGAツアー優勝数歴代1位（タイ）となる82勝を挙げ「今後誰も抜く事ができないであろう」とまで言われている。

デビュー当時からタイガーが出場すれば必ず優勝か優勝争いするほどで、天下無双・無敵状態だ。
生涯獲得賞金額1億ドル突破（歴代1位）、史上最年少キャリアグランドスラム達成など記録の嵐で、とんでもない数字だ。

タイガーが出場選手として存在するだけで周りにプレッシャーを与え、現役選手として存在するだけで素晴らしい事なのだ。
歴史を刻み続ける正に生きるレジェンドだ。

俺たちが現役プレーを知ってる中では、アーノルド・パーマー氏、ジャック・二クラス氏と肩を並べる、いやこの2人を超える数々の新記録を樹立してきたタイガー・ウッズ氏は、今後二度と現れない史上最強のプロゴルファーだと俺は思う。
あと何よりもプレー自体が、見る者に興奮を与える。
ベタピンの嵐。奇跡のようなリカバリーショット。怒涛の逆転・追い上げの「タイガーチャージ」という言葉が生まれたほどだ。
他のトッププロゴルファーが「魔法使い」とまで言う次元を超えたプレー。

ゴルフ界に永遠に名を残し、語り継がれていく、伝説的なプレイヤーだ。
それが若いうちから、とっくに伝説的プレイヤーだから次元が違う。
生きる伝説がプレーし、伝説がリカバリーし、伝説が優勝してきた様なものだ。
そして今回、伝説が車の事故で大怪我をしてしまったのだ。

現在の世界のトッププロ達は若い人が多いが、幼い頃からタイガーのプレーを見たからこそ、憧れて目標にしプロゴルファーを目指したという人が多数いる。
トッププロゴルファーから見ても、その中でもタイガーは特別な存在だ。

とにかく乗り越えてほしい！
今日は朝からずっとアメリカのニュース番組や記事を見ているが、事故の状況が少しずつ明らかになってきた。
「命があるのは奇跡的」「命を落としてもおかしくない事故状況・破損状況だった」搬送され緊急手術をするにあたり「足を切断しなければならない可能性もあったが回避できた」など、不幸中の幸いで、奇跡の中の奇跡が重なっているようにも見える。

車両は横転を繰り返し、2～3回転し転がりながら大破したとの事。
事故車両の映像や写真を見ると、確かに一見命の危険があるような破損の激しさに見える。
しかしたまたま車両のサイドドアや屋根はほとんど損傷していないし、車内は損傷が少なく綺麗だったとの事。
破損は車両の前後に集中しており、運転席のサイドや屋根などの面はほぼ無傷だ。
という事は横転の仕方と、ぶつかる箇所次第では、命の危険があったほどの状況だった訳だ。
紙一重である。

さすが奇跡を起こす生きる伝説だと思う。
不可能を可能にする、タイガー・ウッズ氏の回復を願ってやまない！